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東洋医学

  東洋医学(中医学)というと何か良く分からない、うさんくさい等と思っている方がいます。整膚も東洋医学の代表と言われる鍼灸と同じ東洋医学の仲間です。


 東洋医学はX線もCTスキャンもない古代中国で、ひたすら臨床実験を繰り返し、その経験の積み重ねで成立してきました。
 そして皮膚を触ったり、押したりすることで身体の疾患を見抜く技術が蓄積されてきました。


 身体は複雑系です。一つの病気の原因は一つではありません。また、病気は突然発生するものではなく、自覚がないまま身体のバランスが乱れどうしようもなくなると、発病すると考えられます。
 この発病前を「未病」と呼び、この未病のうちにバランスを整え、発病を防ぐのが東洋医学では最もよい治療と言われています。


 西洋医学では身体の調子が悪い、痛みがある等では、まず病名をつけます。そしてその病名にあった薬を出し、手術もします。
 もちろん癌、細菌性の食中毒など西洋医学でしか治せない病気はあります私も虫垂炎、尿管結石、十二指腸潰瘍、妻も網膜はく離などでお世話になってます。
 しかし東洋医学が得意の分野もあります。各所の痛み、不快感、慢性的な疾患などは、東洋医学のほうが得意なのです。




経穴と経絡

 経絡と呼ばれる「気」の通り道が体中に張り巡られていると考えられます。主な経絡は12本あり「正経十二経」と呼ばれます。これらは六蔵六腑に対応しており十二の臓腑から体内や表皮を循環し頭や手足に「気」を運んでいますこの十二本に身体の前面中央を走る任脈と背面中央を走る督脈を合わせて14本の経絡が体内を走っていると考えられます。


俗につぼと呼ばれている「気」の出入りするところが経穴です。内臓に異常があったり「気」がきちんと循環しなかったりすると同じ経絡上のつぼに反応が出ます。手で触れることが出き、鍼灸治療や整膚治療の基本的な場所です。


WHO(世界保健機構)でもつぼの効果は認めており、2006年つぼの位置を361ヶ所に統一しました。これは基本的なつぼだけで、実際は2000ヶ所以上あると言われています。




気とはなにか

「気」と書くともう不思議な世界ですね。しかし病気 元気 天気 気持ち、など「気」を使った熟語はたくさんあります。
古代では眼に見えないエネルギーや情報の流れを「気」と称していたようです。


現在、科学的に証明された「気」には空気、電気 磁気などがあります。

 「気」は古代から人々がその存在を感じつつ、未だにその正体が明らかにされていない現象で、それらをまとめて「気」として括られているようです。


東洋医学では「気」の流れを大事にしています。「気」には多様な現象が含まれています。整膚では右手で施術していても左手はお客様の身体にふれ整膚師を通して「気」を流しています。


「気巧」には他者の気を使う外気巧と、太極拳のように自分の気を調節する内気巧があるようです
「殺気」、とか「気配を感じる」などは他者の気を感じる外気巧ですね。


「気」=眼には見えないけど何かがある、何かを感じる、そのようなものですね。